大切な従妹へ
遅くなったけれど出産おめでとう。少し育児疲れがたまってきた頃かな?近くにいたら一杯手伝いたかったんだけどちょっと遠いからお手伝いできなくてごめん。
あなたのお母さんの方針で子どもの頃ジャンクフードを殆ど食べなかった貴女、今はどんな食生活を送っているのでしょうか。
「お姉ちゃん」からのお願いを聞いてください。
国内ならなるべく西の食材を食べてください。購入が難しければ送るから欲しいものを教えてください。
決して食べて応援などしないでください。あなたが食べる事は応援には繋がりません。もしどうにも手に入らないのならばNDと書いてあるものではなく、放射性物質の数値が一桁~二桁前半のもののみを選んでください。
もしも叶うのであればだんなさんの実家に避難する事も視野に入れてください。
あなたの幸せと健康を西の地からずっと祈っております。
そして四ヶ月
少し間隔があきました、shiminです。震災から4ヶ月がたちました。ここ滋賀もすっかり夏です。
情報交換し、放射能や原発以外のエネルギーについて勉強し、署名活動に参加し、嘆願のメールを出し・・
などなどの日々を過ごしています。家族や友人と共有するささやかな楽しみや、仕事といった「普通の生活」ももちろん
そこにはありますが、3.11以前の私の生活と今の生活ではやはり色が変わっています。
私にとって「日常」はより鮮やかになり、その反面落とされた影はよりり暗く、濃くなり、そのふり幅の中でバランスをとって生き続けることは少ししんどい事もあります。けれどもう誰も3.11以前に戻る事はできません。だからこの世界で生きている私はできる限りの行動を、時々休憩しながら死ぬときまで続けることになるでしょう。
どういったアプローチをすればもっとも有効なのか、手探りをしながらの私の原則単独行動は能動的に動いている人にしてみれば愚鈍にも見えるでしょうが、でも自分のフォームでこれからも続けます。手を携えることが有効なときは手をつなぎ、一人でやったほうがいいと判断したことは一人でやっていきます。
大事な事をとりあえずもう一度ここに書きます
・放射能は見えないし、匂いも通常ありません。 けれどそこに居ます。今も出続けています
・そしてそのダメージは計り知れない影響を生き物に与え、私がこの世から消滅した後々までも消えません。
・生き物には修復能力があります。けれど傷ついた部分を何度も何度も休みなく攻撃されればやがてその傷は修復できなくなってしまいます。 放射能に置き換えた場合それが内部被曝と呼ばれるものです。内部被曝は主に呼吸と食物摂取からされるものです。
・原子力発電は本日の時点で大手の電力会社の出力総量の15%程度しか稼動していません。
・発電と送電を分離し、現在既にこの国が持っている発電力をきちんと使用すれば全ての原発が要らないどころか おつりがきます。
・被災地への支援を一過性のもので終わらせてはいけません
・子供にこれ以上の負債を背負わせてはいけません
6.11
震災および原発事故発生から3ヶ月。日本中、いえ、世界中でデモが行われます。私にとっては人生初のデモへの参加になります、ちょっと覗いてみて、一緒に歩きませんか?
ちなみに我が家は家族お揃い自作Tシャツで歩く予定です
全国民必見の番組が
5-15、日曜の22:00からETVでオンエアされました。
「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2か月~」
原発事故直後から今日までの二ヶ月間を90分に纏め上げた渾身のプログラムでした。私たちがネット上でやり取りし、つい最近まで大手のメディアから黙殺されていた恐怖をNHKは静かに撮り続けていました。
そして、東電が今まで発表してきた報告の殆どが出鱈目で意味の無いものであったことが白日の下に晒された日の晩にひっそりとオンエアされたのです。見逃した方はオンデマンドで本日18:00から二週間視聴が可能ですが、再放送のリクエストをぜひNHKに寄せていただきたいと思います。
追記: 【反響にこたえ総合で再放送】総合 今週木曜深夜 20日午前1:30~ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」再放送!事故発生直後から科学者たちと放射能汚染地図を作成。調査で出会った人々の混乱と苦悩を伝えます
更に追記:教育テレビでも再放送されることが決まりました。28日土曜日の午後3時から4時半までです。これだけ短い間に二波で再放送なんて凄く異例なことだそうです。観た人たちの熱い要望がNHKに届いたのですね
5月13日
震災及び原発事故から2ヶ月。毎日国政に絡む人やら団体へのメール、ファックス電話をし、ツイッターで繋がった人たちとの意見交換や励ましあい、情報収集と整理、友人との会話、、仕事、家庭のこと、とばたばたしております。
そんな中GWは富士市に住む友人たちとキャンプに行きました。昔ながらの炊事場とトイレ以外何も無いそのキャンプ場は去年に続いて2度目。子どもたちは山の中を駆けずり回り大人たちは食事やテントを用意し、楽しく盛り上がって夜はお酒^^
ネットではある程度同じ方向性を持った人々が集まりやすいけれど、実生活ではそうとは限らない。でも友人はやはり今回のこと真剣に考えているタイプで、酒席でぽちっと話を出来て嬉しかった。今度うちにも来てくれるのでそのときまたはなそ。
しかし40過ぎていきなりこんなにも国会中継を真剣に見る(聴く)人生が訪れるとは夢にもおもわなんだ。
もっと勉強しろ、そして動けってきっと上の方に居るのであろう「何か」が言ってるんだろうな。
ツイッターで言われていることなんて嘘ばっかり!流言飛語に惑わされるな!!
と考えている方、以下のページの文章をお読みください。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html
東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏の辞意表明全文です。